カンボジアで農業資機材購入ローンや、農業関連企業への融資を行う、マイクロファイナンス機関であるJC FINANCEPLC.様。カンボジア大手農業商社様と業務提携されました。現地で魅力的なパートナーとの繋がりを持つことに苦労していたという取締役の泊さんに、業務提携の内容、そしてソーシャルマッチのネットワークについてお話をお伺いしました。

魅力的な現地パートナーと繋がりを持つ事に苦労していた

ーサービス利用前に感じていた課題を教えてください

左:泊さん、右:ソーシャルマッチ樋口

元々JCファイナンスの方針として、農業に関わる事業を展開していらっしゃる企業さんとできるだけ多くパートナーシップを組んでお客さんを発掘していきたいと考えていました。
カンボジアは特に人からの紹介で関係性がスタートしたり、そこから発展したりすることが多いですが、魅力的なパートナーさんに会うのに、時間がかかったり、そもそも繋がりを持てなかったりと、悩んでいました。
これから事業拡大スピードをさらに上げていきたいと考えていた中で、独自開拓するのと合わせて他にいい方法がないかを模索してました

独自開拓ではたどり着けないタイプの違うコネクションをソーシャルマッチは持っている

ーサービス利用いただいたご理由を教えてください

独自開拓ではたどり着けないタイプの違うコネクションをソーシャルマッチさんはお持ちかなと。そのネットワークに大変魅力を感じていました。ポテンシャルのあるパートナー候補さんと出会える可能性を感じて、サービスを利用させていただいた経緯です。

ーカンボジア農業商社さんとの業務提携の内容を教えてください

カンボジア農業商社が輸入販売している農業機械の購入者に対して農業機械購入ローンを提供しています。農業機械といってもかなり大型で日本円で300万円以上するものです。機械を購入したい農家さんはたくさんいるものの、なかなか全額キャッシュで準備するのはハードルが高い金額となってます。
購入資金が不足していてローンが必要なお客さんを彼らから紹介して頂いて、審査をしローンを提供するという協力体制を構築しています。

カンボジア農業商社と一緒にカンボジアの農業を良くしていけると感じた

ーなぜビジネスパートナーとしてカンボジア農業商社さんを選ばれたのでしょうか。

カンボジア農業商社のチャンさん(代表)は、カンボジアの農業への想いが強い方とお見受けしていて、実際に長い間カンボジアにて農業に関わる事業を展開されています。
一度お話しした際に一緒にカンボジアの農業を良くしていこうと意気投合し、長期的な目線で幅広く協力していけると感じたので(業務提携まで)早かったです。

彼らの会社概要を色々とお伺いしたんですが、農業機械の輸入販売だけではなくて、肥料や灌漑設備を販売したり、ご自身でマンゴーを栽培されたりと、一つの事業だけではなく幅広く事業展開していく方針をご説明いただきました。
私たちのミッションとしても農業機械ローンだけではなく、カンボジアの農家個人はもちろん農業に関わるサプライチェーン全体に対して幅広く支援していきたいと思っています。
その目指したいところというかゴールみたいなところが近かったこともあったし、見ている方向性とか規模感とかやりたい範囲が近くて共感できました。

マッチング前に詳細情報が得られ、ベストなところをご紹介いただけた

ーサービスのよかった点を教えてください

私達が独自開拓してもなかなか繋がれない先のネットワークをどんどん広げていらっしゃいます。そのネットワークを活用させて頂けたので我々は大変満足しています。

ホームページなどが未整備な事も多く、カンボジアでは先方がどういう会社か、何をやっているかなどの情報を取ることが難しい事も少なくないです。
しかしながら、ソーシャルマッチさんと議論を進めさせていただく中で、先方の情報を丁寧にご説明いただいたり、Q&A形式で確認したい事に対して先方に回答して頂いたりしました。
ご紹介していただく前に先方をある程度理解した上で判断できましたので、ベストなところを無駄なく的確にご紹介頂けたのはよかったと感じています

ー泊さん、貴重なお話をいただき、ありがとうございました!

※掲載内容は取材当時(2022年1月)のものです。