事業内容

カンボジアでは、成人(18歳)した知的障がい者を支援する団体がほとんどないため、成人まで支援を受けた知的障がい者の人も成人後は、村に戻ることになり結果的に自立できず貧困に陥ってしまう人が多いという課題に立ち向かっている。
この団体では、衣食住を提供し、職員と被支援者が共同生活をすることにより、身だしなみを整えるということや、家事、生活リズム、お金の使い方などを教えている。更に、施設にはジャム工房が併設されており、被支援者はスキルに応じて業務分担され、旬な果物のみを使用した手作りのジャムを製造し、カンボジア国内50ヶ所でジャムを販売している。

取り組む社会問題

SDGs8番働きがいも経済成長もとSDGs10番人や国の不平等をなくそう

カンボジアでは、成人した知的障がい者を支援する団体がほとんどないと同時に、知的障がい者が働ける場所も少なく、自立できず村に帰って貧困に陥ってしまう人も多い。そんな問題解決に取り組むべく、セファンさんはジャム製造のトレーニングや自立支援を通して、団体卒業後は一般の企業でも清掃員や洗い物などのスタッフとして働けるよう取り組んでいる。

ソーシャルマッチ担当樋口からコメント

ソーシャルマッチ樋口麻美

代表のセファンさんは、初めて工房を訪問させていただいた時もとても丁寧に対応いただき共同生活をしている施設の紹介や、ジャム工房での製造、生産管理なども詳細に説明していただきました。
セファンさんは元々会社員をされていたこともあり、ビジネス面や英語で困ったことは一度もありません。
セファンさんが仰る通り、成人した知的障がい者の支援を行なっている団体は少なく、セファンさんに委託をお願いするほど、こちらの団体はカンボジアの中でも成功している1つではないかと思います。

設立10年以上